国産材を外部に使用しての作庭
林野庁外構の木質化助成金関連の事業にて、習志野市のご家族様の作庭をさせて頂きました。
国産材を外部に使用しての作庭になります。
本敷地は、以前学生向けのアパートが建っていた敷地になります。
約50坪の敷地に、近隣、歩行者の目隠しとしてのフェンスとBBQなどご家族・友人が集まれるデッキスペースを計画しました。
ウッドフェンスは、高さ1.6mとしました。距離がありましたので、横張りとし、単調にならないように、厚みのある材で柱と横板に陰影をつけました。
デッキは、敷地全体のバランスを考え、奥に絞る形状とすることで、奥行の効果を狙っています。
敷地が広い場合、構築物の(今回のデッキ)面積を広くすると植物などの管理は楽になるが、施工費が高くなることと味気のない空間になりがちです。
逆に、植物(今回の芝生などの植栽)を多くすると管理が大変で、維持管理が難しくなります。
お客様にとって管理のしやすい空間とすることが大事で。このことは、打合せの際の重要な要素でもあります。
庭は、時間とともに変化する芸術の要素が強いため、完成が完成ではありません。
管理されるお客様・お施主様の人柄が影響するものなので、管理をどう考えるかで設計も変わっていきます。
是非作庭をオーダーされる方は、どう維持管理をしていくのかお聞かせください。
どんな空間・すてきな空間に・・・は、プロにお任せください。
【今回用いた資材】
デッキ・・・ヒノキ
フェンス・・・スギ
防腐剤・・・オスモ
植栽 メイン・・・カツラ株立ち
地被・・・カレックス・エベレスト、チョコレートコスモス、マホニア等
その他・・・シェード