現状報告

非常事態宣言を受け今回の自然再生士実地研修は残念ながら中止となってしまいました。
そこで現地の状態を少しですが報告いたします。

事前準備で実験を行った水田ですが、5%10%15%とすべての遮水層を形成した場所で水が溜まっている事を確認しました。
全体では常に一定量の入水が無いと干上がってしまうので、全体にベントナイトを用いた遮水層形成が必要そうです。

入水無し

入水あり

前回の研修で調査、マーキング、選択的除草を行った草地ではササなど、保護対象外植物がまだ小さいため
リドウなどいくつかの野草を確認する事が出来ました。今回の様子からすると頻繁な手入れをせず現状を維持できそうです。

 

 

 

 

前回触れていない沢と萌芽更新ですが、沢はまだ水温が低いのか魚は確認出来ませんでしたが、水量と溜まりの水深は
しっかりとありました。
萌芽更新は芽がだいぶ成長してきたので、(もやわけ)などの作業が必要になってくると思います。

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