ヨウシュヤマゴボウ

ヨウシュヤマゴボウ

先日、私の実家である長野の親からこんな写真が届きました。

どこかで見たことのある、このヤマブドウのような果実の植物が、巨大化して庭が大変なことになっているようです。

皆さんはこの植物、ご存知でしたでしょうか。

私は知らなかったので調べることに。

すると実はこれ、ヨウシュヤマゴボウという植物だとわかりました。

私は最初、ヤマゴボウと名前にあるため、醤油や味噌で味付けされていて、市販で見かける「山ごぼうの漬物」を思い浮かべました。
そのため、私は今までこの根を食べていたんだ!と。


しかし、きちんと調べていくと、実はこのヨウシュヤマゴボウ、
山ごぼう(モリアザミの根)全く違う植物で、非常に強い毒素を持った毒草であるということがわかりました。


このヨウシュヤマゴボウ。(別名 アメリカヤマゴボウ)
これは、明治以後に北米から渡来した帰化植物で、6〜9月に白い花をつけ、秋に黒紫色の果実を房状に付けるそうです。
 植物全体、特に根や種子に、フィトラッカトキシンという毒素を含有するとされ、誤食すると嘔吐、下痢、けいれんなどの中毒症状が起き、最悪の場合、死に至る可能性もあるのだとか。

とても綺麗な果実でブドウのようだからといって、間違って口にしてしまうと大変なことになるということです!

庭先など身近に見ることができる植物のため注意する必要があります。
特にお子さんが間違って口にするおそれがあるため、実が熟す前に刈り取る方が良いかもしれません。

【ブログ担当:加藤】

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